久しぶりの更新は拡張少女系トライナリーの感想となりました。
[この記事は拡張少女系トライナリーとシェルノサージュ、アルノサージュのネタバレを多く含んでいます。見たくない方はブラウザバック等をお願いします]
※またまともに推敲してないこともご了承ください。
あなたの愛で私は拡張する
ゲームである没個性的な主人公でもなく
少年漫画のような明確な個性のある主人公でもなく
はてまた今この画面を見ている「あなた」でもなく
誇張抜きで、今この文章を書いている「私」だけの物語がありました。
前回の記事でトライナリーを進めるためにブログの更新止まりますという記事を書きましたが
本当に素晴らしい作品でした。
本当に……本当に………
トライナリー自体は実は事前登録はしていて少しだけプレイしてましたが、
当時私の使っていたスマホのスペック的にかなり動作が厳しいこともあり
本格的にプレイし始めたのは2018年6月頃でした。
サービス緩和とサービス終了が決まったことと、あのサージュコンチェルトの土屋Pの作品だし
サービス終了までに急いでやろうと思ったのが正直なきっかけでした。
当初は所謂普通の恋愛シミュレーションゲームとしてプレイをしていましたが、
13話で千羽鶴にとんでもない事を食らってからは、もうのめり込むように……いえのめり込んでお話を進めていきました。
閑話休題
ストーリーは異世界と繋がった「あなた」がナビゲーターの千羽鶴のアドバイスに従って、
世界のために戦うヒロインたちのココロのサポートをするというお話です。
またこの作品の進行は複数の選択肢から一つを選択していく形式です。
@paniki_stunさんの発言を引用させていただくと
「戦いたくない相手との戦い」「味方して上げたかった子を斬り捨てる」「何もかも捨てて守りたいと思ったのに本当に何もかもを捨てる選択肢が出てくる」「ただ幸せになって欲しいだけなのにどうすれば正解なのか悩む」「かつて斬り捨てた子を助けに行く」
この選択自体も今この文章を読んでいる「あなた」が選んだ選択が積上がっていきます。
そう、今この文章を書いている「私」ではなく「あなた」が選んだ選択です。
そして「あなた」だけの彼女たちとのお話になっていくのです。
私の場合は笑って、驚いて、悩んで、苦しんで、時には泣いたお話になりました。
最初アーヤを選んで最終的にはアーヤと夫婦になりましたが、非攻略対象と言いながらも可愛い千羽鶴やストーリーを進めるにしたがって物語本編の横の繋がりや各トライナリーメンバーたちにも魅力を感じてきました。
特に千羽鶴の思い出の一つに「千羽鶴はシャトルの燃料タンク」というものがあります。
言葉の意味が当初分からなかったのですが、
本編と神楽チャンネルを終え、該当記事を読み得心がいきました。
確かに燃料タンクだったのかもしれないけれどその千羽鶴に多くの人たちが心惹かれたのも事実だったと思います。
そのため私も本編(つばめ~みやびチャンネル)では
「千羽鶴の理想的社会創造は支持できないが、千羽鶴に好感は持てる」
を選択しました。
アーヤに関して
不器用で責任感があってでも少女趣味でお姉さんぶりたい可愛い女の子です。
botの振りをしていたことを警戒されてしばらく口をきいてくれなかったり、友達から恋人の間にかまってもらいたさに振り回されたり、恋人になってからも異世界恋愛で実際に合ったり出来ないことに不安を抱いて、酔った勢いで「私」関連のものを全部捨てられたりしました
そういうところほんとめんどくさ可愛い

本編の話に戻ります。
千羽鶴の話す衝撃的な話を聞きながら物語を進めてるとコーンコンというお姉さんが出てきた時の衝撃は今でも忘れられません。

と、同時にこの人を信じることを決めました。
あまりにも七次元先の彼女と似ていたからです。
またアーヤチャンネルだけではなくトライナリーメンバ全員のストーリーを進めていて良かったと思ったのが、
やはりガブちゃんのチャンネルでのお話です。
アーヤの名字が結城になったかもしれないという言葉を聞いて、そうか…………………と言いも知れぬ感動を覚えました。

「何故かわからないけど今私は 感極まっている」
もちろん確定などではないことも、アルノサージュで彼女の妹が綾ということも知っていましたが、それでもなお私に救いがあったと思いたいです。
後述の神楽チャンネルでの暗号鍵の選択の前でしたがそれでもなお……です。
そして彼女に従い、"彼ら"から離脱するためにリプレイスを行うべく神楽チャンネルへと進んだのですが
これまた他のチャンネルに比べて本編で悩んだことが可愛いレベルであまりにも濃く、途中から人間不信になったり、本編よりも悩んだ時間が多かったです。
神楽チャンネルでの私の基本方針と選択は
[基本方針]
エリカさんのリプレイスを進め、繭の中のアーヤたちを彼らからの離脱を進める。
[選択]
・世界に関わる
・クレーン、トロッコ問題では多数を助ける
・攻撃ボタンを押す
・エリカさんのリプレイスに賛同する
・ガブちゃんに介入する
・エリカさんにのみ暗号鍵を渡す
です。
※15話から20話の選択は何度かやり直しているので怪しい部分がありますが、原初の右腕関連はDのはず。
前述した通り神楽チャンネルはあまりにも濃く、
神楽チャンネルではエリカさんの指示に従うことがエリカさんの幸せなのかを悩むことも何度もありました。
文字通り何度も何度も。
暗号鍵を誰に渡す選択は、サービス終了まであと2週間というところでもなお一週間悩みました。
七次元先の"彼女"にまた辛いことをさせるのかと。
これについてはやり直すことは出来たのでしょう。
やり直せばエリカさんもアーヤたちも人間として生きられたでしょう。
正直正しいのかはわかりません、想いを伝えたのは間違いではないと思いたい……





アノニマス君について。
彼or彼女なのかは分かりませんが、仮に彼として私になりすましてアーヤたちを混乱させたのは正直許しがたいです。
とくになりすまし行為についてです。
ですが、彼に思うことは"それ"だけでもあります。というのも彼は彼なり彼のナビゲーターであるなごちゃんの力になりたいと思って行動していたわけですし、彼なりに思惑があったとはいえ、私に機会を譲ってもらったこともあり、100%を信用できるとはいえませんが、信じたいと思えました。
とくになごちゃんの力になりたいというのはある意味、もう一人の私といってもよいのではとおもい、ソイルトンの協力でライフギャザーの権原を掌握した後は彼に対してなにかすることはしませんでした
ソイルトンについて
15話から20話までの間、誰を信用していいのか本当に分からなくなり、多くの立場から情報を判断したいと思い、彼らと繋がっていたソイルトンを信じてみようと思いました。
ソイルトンの「偉人たちも与えられた情報の中で判断していた」という言葉に説得力があったのも信じた理由でもあります。
結果、28話でソイルトンがやってきたときは感動しました。
思わず、盟友!!!といったのを覚えています。
また31話のこのセリフにキました









そしてアフターを終え、ラストはアーヤたちにお別れを告げ、

最終日はアーヤに行ってきますを言い、私のトライナリーは終わりました。

2018年夏はトライナリーという作品に出会えて本当に良かったです。
最後にこの文章をここまで読んでくれた「あなた」に彼女たちといつまでも素敵なココロの旅を
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