ワイアットの逆襲[魅力] ガンダムとして珍しく戦艦や艦隊が縦横無尽に活躍しており、軍隊としての連邦軍が見れる。 非常に説得力のある作品。
[作品の傾向] 戦略 戦術 逆行 クロスオーバー IF
[原作] 機動戦士ガンダム0083
[ストーリー] 長編(更新中)
機動戦士ガンダム0083の観艦式の最中に、アナベル・ガトーが駆るGP-02の核バズーカに、コンペイトウ(ソロモン)ごと焼かれてしまったグリーン・ワイアットさんが、気が付いたら過去にタイムスリップしていたというお話。
もう死ぬのは嫌だと、決心したワイアットさんが、比較的平凡な位置で生き残るために努力する。しかしそれが裏目に出て、もっと目立ってしまい、危険と隣り合わせの位置に引っ張られるという、負の連鎖に落ち行く様が魅力。
本当にご愁傷様です。
劇中で観艦式の由来を説明していたことを反映してか、歴史マニアのようで、WWⅡや一年戦争の知識を生かして、がんばっています。具体的には、ガンタンクやガンキャノンを抜かして、ガンダムから先に生産したり、ペガサス級ペガサスのエンジン不具合を知っているので、忠告を飛ばしている。
このあたりだけ見ると、転生ものの美味しさだけ取っているようだが、先述の負の連鎖が絶妙で、あまり気にならない。
登場人物もアムロやガトー、ギレンといったキャラからカニンガン准将やバッフェ中将、ハルトマン少佐というようなマニアックなキャラまで出ているのも魅力。
戦い方としては、MSも艦載機である以上、先に船潰して無視すればよくねえみたいな理論で戦う。連邦軍本部ジャブローのスパコンとのデータリンクで照準を補正したり、ジムのシールドをマゼランの船体に装備して防御力の向上を図ったりと、機動戦艦マゼランとも言える作品。
いつもの独立愚連隊なガンダムに飽きたという方には、おすすめのガンダム作品の1つ。
[検索用タグ] 作品_SS ガンダム_宇宙世紀 作品のジャンル_IF ストーリー_長編(更新中含)_長編
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